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韓国は「米からワクチン技術が移転される」と信じている「韓国のくれくれ外交」

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韓国ではコロナワクチン確保がうまくいっていないので、(よせばいいのに)「韓米ワクチンスワップ」をどうしても進めたいと必死の様相を見せています。

先にご紹介したとおり、現在収監中の『サムスン電子』の李副会長を特別に釈放して対米交渉に当たらせようという無茶苦茶なプランが議論されているぐらいなのです。

アメリカ合衆国からコロナワクチンの提供を受ける
韓国は後で合衆国にワクチンを製造して返す
ワクチンの製造技術は合衆国(企業)から提供される前提

他にも契約内容は検討されています

という損しかない話に合衆国が乗る可能性はほとんどゼロです。そもそも合衆国は「カナダメキシコクアッドメンバー」を優先することを明言しており、韓国がそこに入る余地がありません。

しかし、なぜか韓国ではこの「韓米ワクチンスワップ」なるものが推進されると信じているようで「合衆国からの技術協力があれば韓国は6カ月でワクチンを大量生産できる」などと主張する記事が韓国メディア『朝鮮日報』に出ています。

同記事から一部を引用します。

(前略)
結局、合衆国と協力してmRNAワクチンを国内で生産することが解決策である

専門家は、技術移転が最善だが、委託生産分の一部を国内で使用することができるようにするCMO契約であれば、十分に検討することができると言う。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「米ワクチン技術移転時、国内企業の6カ月以内に大量生産」

CMOというのは「医薬品製造受託機関」のことで、いわば医薬品のファウンドリーです。技術を教えてもらって韓国内の工場で生産。その一部を韓国で使うという、これまた虫のいい、ど厚かましい話です。

合衆国(企業)が技術を移転するなんてひと言も言っていないにもかかわらず、この言説。なぜ合衆国が韓国に技術を提供するとここまで信じられるかについての説明は一切ありません。韓国という国は、現実の姿を棚に置いて自己評価が高すぎるとしばしばいわれますが、それはこのような言説にも現われているのではないでしょうか。

(松田ステンレス@dcp)

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