アメリカ・トランプ大統領が絶好調ですが、このまま中国からの輸入品目全てに追加関税を賦課するようなことがあればアメリカ国内の物価に影響する、と多くの企業が懸念を表明するようになっています。
このまま野放図に貿易戦争を進行させることはマズイという判断があったのか、2018年09月13日、NEC(National Economic Councilの略:合衆国国家経済会議)のクドロー委員長は、「中国に新たな通商交渉を提案したこと」を明らかにしました。
この発言を受けて元が一気に対ドルで高値に触れました(下掲チャートは『Investing.com』より引用)。
貿易戦争の行方がどうなるかまだ分かりませんが、アメリカ・中国ともにそろそろ落としどころを見つけないといけないという意識は高まっているようです。
(柏ケミカル@dcp)