中国「米国債」を213億ドルも売却。ドルは足りているか

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ちょっとした異変です。

2021年10月18日、アメリカ合衆国財務省から「合衆国公債の主要ホルダーと保有額」のデータ(2021年08月時点)が公表されました。中国について見てみます。

2021年08月合衆国公債保有残高
中国:1兆470億ドル(約119兆5,988億円)
(対前月比:-213億ドル/約-2兆4,331億円)

⇒参照・引用元:『アメリカ合衆国 財務省』公式サイト「 MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES(in billions of dollars)」

直近08月までの推移を見ると以下のようになります。

直近での最低保有額は、2020年10月の「1兆540億ドル」だったのですが、これを割りました。

前月比で213億ドルも保有金額が減るのは、少なくとも近々では見当たりません。匹敵するのは2019年12月の「192億ドル」ぐらいです。

中国は「ドル不足」に陥っているのではないか、という指摘が出ています。これがドル調達に動いた結果だとすれば、中国経済はよろしくありません。

合衆国公債の保有額が1兆ドルを割るかどうかに注目したいところです。

(吉田ハンチング@dcp)

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