2023年07月23日、韓国の保守寄りメディア『ペンアンドマイク』に「反日はない」という記事が出ています。
コラムの書き手は金文学先生です。金先生は比較文化学者で『日中韓国際文化研究院』の院長。日本在住でいらっしゃいます。同記事から以下に一部を引用します。
韓国人が口にする「反日」は、世界で最も安っぽい幼稚な感情の一つと思われる。
筆者が日本で出会った韓国人Aのことを思い出す。
日本が好きで留学生として来日したAは、反日感情が「反日」の度を超えた狂信的な「憎日」の症状を示す憎日病患者に見えた。
Aは自分が京都と大阪でソープランドに出入りし、日本人女性との付き合い(ハングル原文は直截な表現ですが「付き合い」と表記します:引用者注)の話をよくしていた。
ある日、酒席である程度酔いが回ったAは、なぜ自分が日本人女性とたくさん付き合ったのかを自慢した。
「昔、日本が朝鮮を侵略し、私たち朝鮮女性を性奴隷にし、慰安婦として私たちのお姉さんたちがどれだけ日本倭人にやられたか知っていますか。私はそれに対する民族的な報復として日本の女を征服するのです。私のお金を使いながらね。
日帝36年ですから、私は日本に住んでいる間に36人の日本の雌◯(伏せ字にします:引用者注)をやっつけようと思っています。これが私が愛国する一つの手段です……」。
Aは日本人女性(売春婦)との付き合いを「反日=愛国」と自己合理化・正当化した。私は一瞬苦笑いを浮かべ、背筋が寒くなった。
(中略)
今、韓国の反日は非常に豊かなバリエーションでさまざまに現れている。
「植民地収奪論」の学者型の反日、「慰安婦」という女性たちの反日、「徴用工」型の反日、そして金儲けのための左翼の職業的な反日、福岡の汚染水を糾弾する反日、独島は韓国領土という反日などがそれだ。
「反日」はある意味で犯罪型、猛獣型、幼児型、老婆型、公務員型、親北・親中型に多様化し、主に従北・親中共産主義信者の「商売」に転落したようだ。
(中略)
大韓民国は今、死活を争う警戒域に至っている。
自由民主主義韓国を救う道は、反日を徹底的に粉砕し、韓米日3者同盟を確固たるものにする道しかない。
今、韓国国民なら皆で手を取り合って一致団結し、「反日、それはない」「反日は全て消えろ」と大声で叫ばなければならない時だ。
⇒参照・引用元:『ペンアンドマイク』「[김문학 칼럼] ‘반일’은 없다!」
韓国の「反日」は主に従北・親中共産主義信者の「商売」に転落したようだ――という金先生の指摘はまさに正鵠を射ています。
実際、反日を謡って政府からの補助金を吸い上げ、市民からの募金を受け、それで生活している市民団体がいったい韓国に幾つあるでしょうか。「正義記憶連帯」の尹美香(ユン・ミヒャン)さんなどは、その代表的存在であるにもかかわらず、裁判ではほとんどの嫌疑について無罪となる始末です。
現在の尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は、文在寅政権時代に増えた市民団体への補助金を絞る動きに出ていますが、果たしてそんなもので追っつくのかどうかは疑問です。
また、自由主義陣営国としての韓国を守りたいのであれば、それこそ反日を唱えている場合ではありません。しかし、「反日は全て消えろと大声で言えるか」は相当に疑問です。
(吉田ハンチング@dcp)