アメリカ合衆国・イエレン財務省長官の訪中日程が終わりました。結論からいえば「中国はガッカリ」な話し合いでした。
↑YouTube『日テレ NEWS』チャンネル
中国が期待する融和では全くなかった模様で、イエレン長官は以下のように話しています。
中国側が懸念を示したアメリカの対中制裁関税や半導体の輸出規制については、安全保障に関わる措置で「経済的利益を得るために利用されることはない」と説明しています。
ハイテク分野における対中国投資規制については、「そのような規制を行う場合は透明性のある方法で実施し、非常に的を絞ったものになると中国側に説明した」と述べています。
「やらない」とは言っていません。むしろ「やる」という説明です。
そもそも合衆国政府が融和的になろうとしても、議会がそれを許しません。超党派で反中国の議員団が中国を締め上げる立法を行っていますので、無理なのです。
まとまったのは「厳しい状況になってもお互いにコミュニケーションを取りましょう」ということだけ、と推測されます。
(吉田ハンチング@dcp)