アメリカ合衆国のペロシ下院議長が台湾を訪問し、中国が猛烈に反発しています。
中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』も中国共産党を援護すべく「ペロシがー」な記事を乱造しているのですが、2022年08月03日に面白い記事を出しました。
記事から一部を引用してみます。
(前略)
ロシアはまた、一つの中国の原則を堅持し、いかなる形であれ「台湾独立」に反対することを再確認した、と声明は伝えている。パキスタン外務省が水曜日に『Global Times』に送ったプレスリリースによると、パキスタンは一つの中国原則への強いコミットメントを再確認し、中国の主権と領土の完全性を断固として支持するとのこと。
北朝鮮外務省の報道官も水曜日、台湾問題に対する外部勢力の干渉を非難し、反対した。同報道官は、中国の発展と統一の大義を妨げようとするアメリカ合衆国の試みは必ず阻止されるだろうと指摘した。
ベラルーシ、パキスタン、キューバ、ベネズエラ、ベトナム、イラン、ラオスなど多くの国の外務省も、一つの中国の原則を堅持することをあらためて表明した。
(後略)⇒参照・引用元:『Global Times』「国際社会は、一つの中国の原則の遵守を繰り返します。台湾が中国の一部であるという『事実を見直す時』」
一つの中国の原則をあらためて表明した、とする国を並べてみますと、
パキスタン
北朝鮮
ベラルーシ
パキスタン
キューバ
ベネズエラ
ベトナム
イラン
ラオス
となります。
『Global Times』は「国際社会は一つの中国原則の堅持を改めて表明」なんてタイトルにしていますが、中国のいう国際社会というのは「これらの国々」のことを指しているのです。
大変に失礼かもしれませんが、「枯れ木も山のにぎわい」的な感じがしないでもありませんし、「さびしんぼう同士の連帯」に見えなくもありません。
(吉田ハンチング@dcp)