不思議なことが起こりました。
Money1では韓国『現代自動車』の電気自動車「コナ・エレクトリック」で火事が発生しており、リコールとなっていることを2020年終わりぐらいからご紹介してきました。
↑「コナ・エレクトリック」現在は廃番。PHOTO(C)『現代自動車』
2018年の発売以降、「コナ・エレクトリック」は韓国内外で計16件の火災を起こしました。
この火災の原因は、『LG化学』の電池セルに製造段階での不良があったためとされ、『現代自動車』のリコールで一応決着がついたはずだったのです。
バッテリーの充電を90%にとどめるというソフトウエアのアップデートでも収まらなかったことから、『現代自動車』は最もコストのかかるバッテリーの全交換というリコールの発表を行っています。また、韓国では「コナ・エレクトリック」の製造も停止。当該車種を廃番にしました。
ところが――韓国メディア『ChosunBiz』の記事によると、2021年06月18日、忠清南道保で駐車中の「コナエレクトリック」から火災が発生したとのこと。
しかも、この自動車はリコール対象車ではなかった、と確認されました。全く奇妙な事件です。火災の原因がきちんと究明されなければ、他の自動車でも火災が起こる可能性があります。
⇒参照・引用元:『ChosunBiz』「[단독] 리콜 대상도 아닌데… 주차 중이던 현대차 ‘코나 EV‘에서 또 불」
(吉田ハンチング@dcp)