韓国の公正取引委員会がGoogleに対して「独占的立場を利用してOS市場の自由競争を阻害した」とし、是正と2,074億ウォンの制裁金を科した件です。
14日の韓国公取委の公表を受け、2021年09月15日、Googleはさっそく反論を行いました。
韓国民はGoogleから12兆ウォンの利益得ている!
オンラインで開催したイベントで、コンサル企業『アルファベータ』と発刊した「グーグルの経済的貢献」の報告書を公開しました。
それによると、「Googleが提供する無料の製品を使って、ユーザーは時間を節約し、価値を創出することができている。韓国の消費者に年間11兆9,000億ウォン(約100億ドル)相当の価値を提供していると推定できる」となっています。
Google検索・広告・Adsense:約10兆5,000億ウォン
(5万4,000を超える雇用も創出している)
GooglePlay:約3兆5,000億ウォン
(アプリ・ゲーム開発会社に収益をもたらしている)
(5万4,000を超える雇用も創出している)
GooglePlay:約3兆5,000億ウォン
(アプリ・ゲーム開発会社に収益をもたらしている)
とも。Googleがこのような利益を韓国にもたらしているのは確かでしょう。
しかし、公正取引委員会が問題にしているのは、「モバイルOS市場」において自由競争を阻害する(と公取委が指摘する)Googleの契約書なのです。韓国の公取委は「焦点はそこじゃない」というかもしれません。
この韓国公取委とGoogleとの戦いの行方にもご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)