「そんなことはないんじゃないの」――という話です。
2022年03月03日、世界的に有名なアメリカ合衆国ニュース雑誌『TIME(タイム)』が韓国与党『共に民主党』大統領候補・李在明(イ・ジェミョン)さんのインタビュー記事を掲載しました。
以下がその記事です。
以下のような興味深い箇所がありますし、なかなかの力作記事です。
(前略)
「文大統領は独裁者であり、金正恩の友人だ」と、保守的な大邱の年配者は李大統領の選挙集会近くで『TIME』に語った。「文氏と彼の政党は、私たちが持っているすべてのお金を北朝鮮に渡そうとしています。李氏も文氏と変わらないだろう」
(中略)
そのため、李氏は、もし当選したら、自国の安全を守るために北京とより緊密に協力する必要があると考えている。
「中国とは互恵的な協力関係を築き、発展させていく必要がある。必要な時にはしっかりと自分の立場を表明しながら」
(後略)
この『Time』の記事について、政府与党『共に民主党』が面白い主張をしています。
というのです。本件を報じた韓国メディア『朝鮮日報』から以下に引用します。
米国の時事週刊誌『TIME』が、『共に民主党』の李在明大統領候補にインタビューし、「自分の幼年期が祖国を癒やすのに役立つと信じる韓国の大統領候補者」というタイトルの記事を掲載した。
(中略)
『TIME』誌は「尹錫悦候補はインタビュー要請を拒否した」と明らかにした。『TIME』は、過去韓国の大統領選挙で盧武鉉・李明博・朴槿恵・文在寅など当選者を予測してインタビューを行った。
『共に民主党』は「アメリカ合衆国が李候補を最も有力な当選者と見ているという証拠」とした。
ただし、この日の記事は『TIME』インターネット版(ホームページ)に掲載されたもので、紙面で表紙写真まで飾った朴槿恵・文在寅大統領の場合とは異なる、という話も出ている。
(後略)
『共に民主党』陣営は「『TIME』がインタビューに来たので李在明の勝ちなのだ」としたいのでしょうが、こういうのはいかがですか?
――というのは?
(吉田ハンチング@dcp)