韓国版軽空母についての予算が2021年度はほぼ全額認められなかった件をご紹介しましたが、では韓国の国防費はどのように決定されたのか、についてご紹介します。
韓国2021年度国防予算
国防部要求:52兆9,174億ウォン(約5兆801億円)
決定:52兆8,401億ウォン(約5兆726億円)
減少額:773億ウォン(約74億円)
国防部要求:52兆9,174億ウォン(約5兆801億円)
決定:52兆8,401億ウォン(約5兆726億円)
減少額:773億ウォン(約74億円)
となっています。要求額からほとんど減らされてはいません。また、2020年度と比較すると以下のようになります。
韓国国防予算
2020年度:50兆1,527億ウォン(約4兆8,147億円)
2021年度:52兆8,401億ウォン(約5兆726億円)
増加額:2兆6,874億ウォン(約2,580億円)
2020年度:50兆1,527億ウォン(約4兆8,147億円)
2021年度:52兆8,401億ウォン(約5兆726億円)
増加額:2兆6,874億ウォン(約2,580億円)
2020年度から「2兆6,874億ウォン」も増やしています。5.4%の増加です。
面白いのは以下のようなポイントです。
・兵士に支給するマスクを週2枚から3枚にする:161億ウォン増加
・戦闘服の素材の国産化:72億ウォン増加
(韓国内の繊維業界の活性化のため)
・高速ミサイル艇「イヌワシ-B Batch-Ⅱ」:1,096億ウォン減少
(エンジンの欠陥が明らかになって使い物にならないため)
・艦対空ミサイル事業:515億ウォン減少
(合衆国との交渉が遅延しているため)
・衛星通信システム-Ⅱ事業:469億ウォン認める
(例の制御システムがないと騒ぎになったもの)
・軽空母の研究費:1億ウォンだけ認める
・戦闘服の素材の国産化:72億ウォン増加
(韓国内の繊維業界の活性化のため)
・高速ミサイル艇「イヌワシ-B Batch-Ⅱ」:1,096億ウォン減少
(エンジンの欠陥が明らかになって使い物にならないため)
・艦対空ミサイル事業:515億ウォン減少
(合衆国との交渉が遅延しているため)
・衛星通信システム-Ⅱ事業:469億ウォン認める
(例の制御システムがないと騒ぎになったもの)
・軽空母の研究費:1億ウォンだけ認める
⇒参照・引用元:『韓国国防部』公式サイト
「お笑い韓国軍」などといわれますが、韓国は年々国防費を増額させており、軍事大国化しています。日本も決して油断するべきではありません。
(吉田ハンチング@dcp)