韓国「大統領職引き継ぎ委員会」発足。「仕切るのはオレたちだ!」

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韓国で「大統領職引き継ぎ委員会」が発足しました。

文在寅大統領が退任するまで、この組織が新大統領に代わって動くことになるので、ぜひ名前だけでも覚えて帰ってください。

安さんが委員長に決定!

同委員会は、大統領職の引き継ぎに関する法律に基づき、「大統領当選者が大統領職を円滑に引き継ぐための業務を担当する委員会」。

人数は法律によって決まっており、委員長1名、副委員長1名および委員24名以内です。

朴槿恵(パク・クネ)大統領の場合には、任期途中での交代でしたので、文在寅大統領への引き継ぎ委員会は作られませんでした。ですので、今回は一代飛ばしての発足になります。

この「大統領職引き継ぎ委員会」の委員長に安哲秀(アン・チョルス)さんが就任することになりました。

安哲秀(アン・チョルス)さんは『国民の党』の総裁で、大統領選挙では第3位の支持率につけていましたが、土壇場で尹錫悦(ユン・ソギョル)さんへの候補一本化に同意。自身の候補を辞退しました。

尹錫悦(ユン・ソギョル)さんと李在明(イ・ジェミョン)さんの一騎打ちは超接戦でしたから、もし安哲秀(アン・チョルス)さんが下りなかったら尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは負けていたでしょう。

その意味では、今回の委員長就任は論功行賞的な側面があります。

副委員長には権寧世(クォン・ヨンセ)『国民の力』議員が就任しました。権寧世(クォン・ヨンセ)さんは、2022年01月に『国民の力』選挙対策本部の選挙対策本部長、党事務総長になった人です。

今回の副委員長への就任は、いったんは固持しましたが、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの直々の依頼で決まったとのこと。尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが信頼している人物と見ていいでしょう。

前述のとおり、尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが実際に大統領に就任するまで、移行期間は次期政権への橋渡しをこの「大統領職引き継ぎ委員会」が仕切ることになります。

ナニが出てくるのかにご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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