2022年04月01日、また韓国債の利回りがドカンと上昇しました。利回りが上昇しているということは、韓国債の売却が進んでおり、市場から資金が逃げ出していることを意味します。
韓国ではウォン安が一服と見られていますが、心理的な抵抗線である「1ドル=1,200ウォン」は破られており、一服というのはチャート上でのこと。全く安心していい水準ではありません。
また、株式の方はMoney1でも連日お伝えしているとおり、「上がらないねぇ」でさっぱりです。
つまるところ、通貨安・株安・債券安のトリプル安であることに変わりはありません。
以下の韓国債3年物の利回りチャートをご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用)。
04月01日にはドンと力強い陽線となり、「2.783%」で締まりました。「2.8%」到達間近です。
03月31日の終値が「2.644%」でしたから1日で「13.9bp」も上昇したのです。
韓国では政権交代の端境期ですが、それにしても金融当局は手をこまねいて見ているだけなのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)