韓国は2020年に人口の自然減少フェーズに入り、合計特殊出生率が世界最低の「0.81」に落ちました。韓国の夏が終わったというのは、人口減少が急速に起こるというのが一つの理由です。
日本は人口が1割減るのに20年かかりましたが、韓国は10年で1割減ると予測されています。つまり日本の倍のスピードで老いていくのです。
この人口減少は当然ですが、韓国経済に大きなマイナスの影響を与えます。
2022年06月22日、韓国の統計庁から2022年04月の人口動態のデータが出たので見てみましょう。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2022年04月
出生数:2万1,124人(-7.0%)
死亡数:3万6,697人(+46.3%)
自然人口増減:-1万5,573人※( )内は対前年同期比の増減
⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2022年4月 人口動向(出生、死亡、婚姻、離婚)」
04月だけで人口が「約1万6,000人」減りました。
ご注目いただきたいのは、対前年同期比の増減です。
出生数は「-7.0%」なのに、死亡数は「+46.3%」も増加しています。
2021年01月からの出生数、死亡数をグラフ化すると以下のようになります。
出生数と死亡数の差が時間がたつにつれ開いていることにご注目ください。いわゆるワニの口というやつです。
2021年01月からの人口の増減は以下のようになります。
当然ですが、ずっと人口は減少し続けており、状況を覆すことはできそうもありません。韓国経済に大きな影響を与える話ですので、Money1ではこれからも韓国の人口についてご紹介を続けます。
(吉田ハンチング@dcp)