新型SUVが韓国『双竜自動車』を救うか

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事実上の破綻に追い込まれ、法定管理下に入った韓国の『双竜自動車』ですが、やっと買収先も『KGグループ』に決まり、債権団との交渉がうまく決着すれば、法定管理下から抜け出せます。

一筋の光が見えてきた――といったところですが、さらに『双竜自動車』に元気を与えているのは、新型SUV「TORRES(トーレス)」の予約状況が絶好調なのです。

『亜洲経済』は、06月27日時点で2万5,000台の事前予約を集めたと報じています。

上記のJ100(コードネーム)のコンセプトアートが出たときには「どこかで見たような……」という声も上がりましたが、いかつい、無骨で、堅牢そうな見た目は、韓国の皆さんの心を捉えました。

クルマ好きの方々からは「このまま出せよ」「このデザインなら買う」という声が上がり、結局『双竜自動車』は以下のように実物を仕上げました。

↑『双竜自動車』による公式動画。「アドベンチャラス・トーレス」

「トーレス」は2022年07月05日発売です。

上掲のようなレビュー動画が多数上がっています。上掲動画は再生数が53万回を超えており、「トーレス」への関心がいかに高いかが分かります。

『双竜自動車』にとって、この消費者からの支持は大変にありがたいことでしょう。問題は、「バックオーダーをさばけるのか」「このヒットによって会社を黒字にできるのか」です。

『双竜自動車』の再生と「トーレス」の販売台数の行方にご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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