短信ですが、「そりゃそうでしょうねえ」で、「こんな専門家の意見で韓国の電気自動車は大丈夫なのか」という記事が出ていますのでご紹介します。
先にご紹介したとおり、『現代自動車』の電気自動車「IONIQ5」(アイオニック5)が激突してスグに炎上するなど、韓国産自動車と発火についてはいまだ疑惑が持たれています。
2022年07月21日、韓国自動車記者協会は、光州市で「電気自動車、なぜこんなに出火するのか」をテーマに「2022韓国自動車記者協会シンポジウム」を開催しました。
この件を報じた韓国メディア『ニューデイリー』の記事から冒頭部分を引いてみます。
最近、電気自動車火災事故が続いてる中で、より安全なバッテリーが開発されれば十分に克服できるという意見が提示された。
(後略)
冒頭いきなりコレです。
「電気自動車の火災は、より安全なバッテリーが開発されれば十分に克服できるなどという、「そりゃそうでしょうよ」と突っ込みたくなることを改めて述べていて驚愕します。
同時に「韓国製電気自動車は現在は安全ではないバッテリーを搭載して走っているのか」と尋ねたくなります。
このシンポジウムに登壇した専門家の皆さんの発言には驚きます。
同記事から拾ってみます。
イ・ホグン『大徳大学』自動車学科教授
「内燃機関から電動化というパラダイムが変わる時代に生きているが、技術開発および普及初期に発生する安定化の段階とみなす。ただ一つの事故も致命的な被害を誘発できるほど進化しており、制御が不可能だという点が大きな懸念に挙げられている」キム・チョルス『湖南大学』未来自動車工学部教授
「現在の火災事故は、エンジニアが逃した部分、品質管理できていないなどが原因と指摘されている。今後、全固体バッテリーをはじめ、より安全なバッテリーが開発され、経験が積まれれば十分に克服できるが、結局エンジニアが細心の努力をしなければならない」
電動化への過渡期かもしれませんが、自動車が衝突すぐに発火したりしないように安全性を高めないといけないでしょう。イ教授は制御が不可能なほど進化している懸念がある、なんて言っていますが、そんな危ない話を放っておくのが技術者でしょうか。
キム教授は、全固体電池などより安全なバッテリーができれば克服できる、などとまるで他人事のような発言です。「今は仕方ない」みたいな言い草です。
では、今走行している電気自動車に搭載されているバッテリーは「より安全ではないもの」なのでしょうか。
せっかくシンポジウムまで開催して、専門家からでさえこのような回答しか出ないのです。本当に韓国の電気自動車は大丈夫なのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)