国債の利回りが急騰するようになると危ないのです。とりもなおさず国債が売られていることを意味するからです。
2022年09月01日、またしても韓国債の利回りがドンと上に行きました。以下は韓国債3年物の利回りチャートです(チャートは『Investing.com』より引用:以下同/日足)。
直近最高値(さいたかね)の赤い破線のラインを抜きにかかろうか、という位置まで来ました。
ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見ると、さらにすごい風景が見えます。
以下をご覧ください。
週足の方でも直近最高値を抜こうとしており、「4.00%」に迫る勢いです。あと約24bp(=0.24%)で4.00%に達します。
繰り返しますが、債券利回りが急騰するのは全く良くありません。
韓国政府、また『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は、株式市場からお金は抜けいるが、債券市場には資金は流入しているので大丈夫――などと説明をしているのでが、ここ数日の動きを見ていると、「そんなことを言っていられるのか」と懸念が出てきました。
マズイ状況です。
(吉田ハンチング@dcp)