2023年02月23日、韓国『F&G』が興味深いリポートを出しました。
韓国の証券会社3社が上場企業139社の「2023年第1四半期の業績予想」を出したのですが、これを集計した結果、以下のようになっています。
2023年第1四半期「韓国上場139社」業績予測
総売上:447兆8,253億ウォン(-0.2%)
営業利益:23兆2,274億ウォン(-49.6%)
当期純利益:16兆3,201億ウォン(-57.1%)
総売上:447兆8,253億ウォン(-0.2%)
営業利益:23兆2,274億ウォン(-49.6%)
当期純利益:16兆3,201億ウォン(-57.1%)
※( )内は対前年同期比の増減
総売上は「-0.2%」と微減で済んでいますが、営業利益は「-49.6%」とほぼ半減。
当期純利益は「-57.1%」ですから、約6割減るというのです。
総売上が微減で済むのに営業利益が半減するのは、収益性が悪化しているためです。
加えて、第2四半期は対前年同期比で「営業利益:-47.5%」「当期純利益:-48.1%」と予測されています。
韓国の輸出を支えている半導体産業のTop『サムスン電子』は、2023年第1四半期に「営業利益:2兆4,206億ウォン」、対前年同期比で「-82.9%」という予測です。
あくまでも予測で、当たるも八卦、当たらぬも八卦ではありますが、韓国の証券会社は2023年の第1・第2四半期をこれほど悲観的な状況であると見ているのです。
当たらなければいいですね。
(吉田ハンチング@dcp)