久しぶりに韓国メディアの十八番「嘆き節」な記事が出ました。
『ソウル経済』に「日中韓の中で韓国だけが経済成長率が2022年より悪化する」というタイトルの記事を出しました。
なんの話かというと――2023年04月05日、「ASEAN+3マクロ経済リサーチ・オフィス」(AMRO)が「2023年地域経済展望」報告書をリリースしたのですが――その中に以下のような表組があります。
2022年・2023年・2024年のGDP成長率とインフレ率を各国で比較するものなのですが、このGDP成長率を嘆いてていらしゃるのです。
つまり、2022年から2023年にかけての推移は、
中国:3.0% ⇒ 5.5%
香港:-3.5% ⇒ 4.3%
日本:1.0% ⇒ 1.2%
韓国:2.6% ⇒ 1.7%
香港:-3.5% ⇒ 4.3%
日本:1.0% ⇒ 1.2%
韓国:2.6% ⇒ 1.7%
と予測されており、韓国だけが前年より悪い――という嘆きです。
これはASEAN+3の「+3」だけ見た結果であって、ASEAN加盟国の中には、「マレーシア:8.7% ⇒ 4.2%」といった国もあるのですが、そちらは眼中にないのです。
つまりASEAN諸国など発展途上国であって、先進国・韓国の相手ではないとでも思っており、あくまでも日中韓で比較したいのです。
ただ、韓国は嘆かなくてもいいかもしれません。中国の経済成長率のデータは「いい加減」で信用するに足らないものであることが分かっています。また、絶賛経済失速中ですので、上がるどころか韓国を上回る大コケを演じるかもしれませんので。
(吉田ハンチング@dcp)