韓国政府から「2023年05月の輸出入動向」が公表され、先にご紹介したとおり「15カ月連続の貿易赤字」が確定しました。
2023年06月01日、韓国の産業通商資源部が公表した資料には、なぜか日本への言及があります。以下をご覧ください。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。【総括】
‘23.5月の輸出は前年比15.2%減少した522.4億ドル、輸入は14.0%減少した543.4億ドルを記録し、貿易収支は21.0億ドルの赤字を記録した。(中略)
最近の輸出減少は日本・台湾をはじめとする諸国で現れている。
日本は22年04月以降12カ月連続で輸出が減少し、同期間に大規模な貿易赤字が持続している状況だ。
IT輸出比重が高い台湾は半導体業況不振などの余波で、去る04月の輸出が△13.3%となった。
(後略)
韓国は15カ月連続で赤字ですが、「日本は12カ月連続で貿易赤字」で「同期間に大規模な貿易赤字が持続している」と書いています。
日本もなので、韓国の連続赤字は問題ないといわんばかりの書きようです。もう何度だっていますが、韓国と日本ではもうけの構造がまるで違います。
韓国は貿易赤字が直ちに経常収支の赤字に直結しがちですが、日本はそうではありません。日本は貿易収支が赤字でも経常収支が黒字にできる国です。
「日本も貿易赤字が継続しているなどと韓国と一緒くたにするのはやめた方がいいでしょう。
日本と同様に台湾も巻き込まれて「04月には輸出が13.3%減少」と書かれています。当月、韓国の輸出は対前年同期比で「15.2%減少」という結果です。
自国だけが悪いわけではないといいたいのかもしれませんが、「Aくんだって点数は良くなかったよ」みたいで、政府の出すプレスリリースとしてはいかがなものでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)