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中国政府が「サル痘に関する予防管理計画」を公表。日本は警戒すべき

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2023年07月26日深夜、中国政府当局が気になる公示を出しました。「おい、まさか、またパンデミックじゃあるまいな」という話なのでご紹介します。

以下は2023-07-27 14:58付の『新華社通信』記者による文で、政府のサイトに掲載されています。

両局は共同で、サル痘の予防と制御のためのプログラムを発表した。

27日、記者(『新華社通信』:引用者注)は国家疾病コントロール局から聞いたところによると、『国家疾病コントロール局』、『国家衛生保健委員会』はこのほど、共同で「サル痘予防コントロールプログラム」を策定・発布し、サル痘の流行にタイムリーかつ効果的に対応し、サル痘予防コントロール業務の科学性、正確性、有効性を高めることを目的とした。

サル痘はサル痘ウイルス感染によって引き起こされる人獣共通感染症である。

2022年09月、中国ではサル痘の輸入症例が初めて報告された。

2023年06月以降、中国の各省ではサル痘の症例が多数報告され、新たな局地的再流行の引き金となっており、隠れた伝播の危険性が高い。

サル痘予防管理計画』では、「予防を主軸とし、予防と管理、精密な予防と管理、迅速な治療」の原則を堅持し、「早期発見、早期報告、早期隔離、早期治療」の措置を実施することが予防と管理の全体的な要件であると規定している。

同プログラムは、疾病の特徴、広報、教育と介入、発生状況の監視と報告、発生処理、実験室での検査などの側面から、科学的かつ正確にサル痘の予防と制御を指導するためのガイドラインを提供している。

また、同プログラムは、地方の衛生・疾病管理部門が、税関やその他の関連部門との緊密な連携と情報共有を強化し、サル痘の発生をタイムリーに察知し、対処すること、サル痘感染者の発見、発生報告、診断・治療・隔離、密接接触者の追跡・管理などの業務を実施し、発生の拡大・蔓延を防止することを指摘している。

⇒参照・引用元:『中華人民共和国中央人民政府』「两部门联合印发猴痘防控方案」

「06月以降、中国の各省ではサル痘の症例が多数報告されている」とし、局所的な流行の兆しについて言及しています。

現在、日本政府は中国の反スパイ法を危惧して、中国への渡航注意を促していますが、これを奇貨として「日本人 ⇒ 中国」のみならず「中国人 ⇒ 日本」の人の流れについても警戒すべきではないでしょうか。

また「中国発の世界的パンデミック」など御免被ります。

(吉田ハンチング@dcp)

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