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【半導体戦争】「われわれは全てのチョークポイントを押さえている。中国は本当に何もできない」

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『The New York Times』が、台湾『TSMC』創業者・Morris Chang(モリス・チャン/張忠謀)さんへのインタビュー記事を出しています。以下の記事でご紹介しました。

台湾は日本に似ている。だから『TSMC』を創業した
世界最強の半導体ファンドリー事業を展開する台湾『TSMC』。同社を創業したのは、MorrisChang(モリス・チャン)こと張忠謀さん。1931年07月10日生まれで現在92歳。半導体業界の生きる伝説にして、いまだ重きをなす現役の業界人です...

『The New York Times』の同記事内に、現在米中間で戦われている半導体戦争について、Changさんの興味深い指摘があるので以下に引用します。

(前略)
Chang氏は最近、オフィスで3時間以上にわたって議論し、彼が創業した会社が米中技術冷戦の中心にある今、1962年にアメリカ合衆国の国籍を取得した自分がアメリカ人であることを明らかにした。

技術面での主導権争いが激化するなかでも、彼は中国が半導体の覇権を握るチャンスはあまりないと考えている。

われわれはすべてのチョークポイントを支配している」とChang氏は言い、合衆国とオランダ、日本、韓国、台湾をチップ製造同盟国と総称した。

われわれが彼らの首を絞めようと思えば、中国は本当に何もできない
(後略)

⇒参照・引用元:『The New York Times』「The Chip Titan Whose Life’s Work Is at the Center of a Tech Cold War」

チップ製造同盟国として「韓国」が入っていることに韓国メディアは喜んでおり、『朝鮮日報』など大手メディアはこぞってこの発言を取り上げています。

われわれが彼らの首を絞めようと思えば、中国は本当に何もできない」は正鵠を射ているでしょうが、このようにChangさんが明言するのは心強いところです。

(吉田ハンチング@dcp)

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