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割安株の見分け方 その40「DMI」その01「±DIの計算」

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新しい指標(INDEX)「DMI」をご紹介します。DMIは「Directional Movement Index」の略で「方向性指数」と訳され、John Welles Wilder.Jr(J.W.ワイルダー)が考案したINDEXです。J.W.ワイルダーといえば「RSI」を考案した人ですね。

このオッチャンはなかなかのアイディアマンで他にも「パラボリック」「ピポット」といったテクニカルINDEXを考案しているのです。ワイルダーのテクニカル分析はもう古典の域でありますが、RSIはじめ、今回紹介するDMIなど、彼の考案したINDEXには現在でも根強い愛用者がいらっしゃいます。

■「DMI」は相場の方向性を測るためのINDEX

さてDMIですが、これは簡単にいうと相場の方向性を測るためのものです。その計算方法は……けっこう面倒くさいのですが、まずDMと呼ばれる変動幅の計算を行います。

+DM = 当日の高値 - 前日の高値

-DM = 当日の安値 - 前日の安値

+DMは上昇幅、-DMは下降幅の計算を行っていますが、それぞれの数値の大小によって以下の4つのケースに分類して「+DM」と「-DM」の数値とします。

①+DM > -DM の場合
+DM = 当日の高値 - 前日の高値
-DM = 0
とする。

②+DM <-DMの場合
+DM = 0
-DM = 前日の安値 - 当日の安値
とする。

③+DM = -DMの場合
+DM = 0
-DM = 0
とする。

④+DM < 0 、-DM < 0の場合
+DM = 0
-DM = 0
とする。

面倒くさいですね(笑)。
±DMの計算が終わったら、次に「TR(True Range)」という数値を求めます。これは1日の変動幅の絶対値になります。

●TRの計算
A:当日の高値 - 当日の安値
B:当日の高値 - 前日の高値
C:前日の終値 - 当日の安値

このA・B・Cの値のうち、最も大きな数値をTRの値とします。

ここまでできたら、最後に「+DI」と「-DI」を計算します。

+DIは、上昇トレンドの強さを示す数値
-DIは、下落トレンドの強さを示す数値

です。

+DI = ○日間の+DMの合計 ÷ ○日間のTRの合計 × 100

-DI = ○日間の-DMの合計 ÷ ○日間のTRの合計 × 100

最後に100を掛けるのはパーセント表示にするためで、これはすなわち○日間の価格変動幅の合計のうち、上昇方向に変動(これが+DM)した割合下落方向に変動(これが-DM)した割合を計算しているわけです。

○日間は、普通「14日」が使われます。

ここまでの説明で相当嫌になったでしょうが、この後「ADX」というもう一つのINDEXラインが登場します。これを組み合わせて使うことが一般的ですので、次回はこれの計算方法をご紹介します。面倒くさいことこの上ないですが、計算方法を知っておかないとなぜこのINDEXが役に立つのか分からないですので、一応は目を通すようにしてください。

(吉田ハンチング@dcp)

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