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韓国政府「上半期のうちに388兆まきます」

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2024年01月18日、韓国の企画財政部が「財政執行点検会の開催」しました。


↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット

景気回復の暖かさを広げるために
全公共部門上半期の迅速執行に総力

財政部第2次官、第1回関係省庁合同の財政執行点検会議を開催

-上半期に388兆ウォン(暫定値)の財政・公共機関投資と民間投資を投入
-弱者福祉45.5兆ウォン、雇用10.0兆ウォン、SOC15.7兆ウォンを上半期に集中執行

(中略)

キム次官は「今年の建設景気の減速や高金利・高物価の長期化などの影響で、上半期の民生回復を実感するのは容易ではない状況」とし、「経済回復の暖かさが民生現場により早く広がるように、上半期中に財政350.4兆ウォン、公共機関投資34.9兆ウォン、民間投資2.7兆ウォンなど計388兆ウォンを投入する予定」と明らかにした。

特に、「民生と最も密接に関係している弱者福祉・雇用・SOC分野の約110兆ウォン規模の事業を上半期に65%以上迅速に執行し、庶民・弱者層の負担を緩和し、地域経済の活力向上を図る」と述べた。

⇒参照:『韓国 企画財政部』公式サイト「財政執行点検会の開催」

2024年上半期中に388兆ウォンの予算を執行して民生回復に努める、としました。

わざわざ会議を開催して、ばらまき宣言を行いました。04月に行われる国会議員総選挙をにらんだ韓国政府の動きと見られます。政府与党『国民の力』への投票を促すのが狙いでしょう。

別に汚い手ではありません。文在寅政権でも選挙での与党勝利を狙った「ばらまき」公約を行ってきました。よせばいいのに「加徳島新国際空港を推進」を決めてばらまきを約束し、選挙に惨敗する――というチョンボもありましたけれども。

『国民の力』としても、政府与党という立場を利用して総選挙の勝利を目指すというのは「使い勝手のいい手」です。野党『共に民主党』にはできないことですので。

もっとも、韓国の景気が冷え込んでおり、経済的な暖かさが求められているのは本当です。

民間が駄目なので、こういうときに政府がお金を出すというのは正しい態度です。政府財政から「上半期中に財政350.4兆ウォンを支出する」とのことですが、2024年の韓国政府の支出予算は「656.9兆ウォン」です。

ということは、上半期に「53.3%」を使うということです。

下半期になって後で足りなくなるかもしれませんが、とにかくアドバルーンを上げて「総選挙でいい結果を得る」のが最優先ということでしょう。

(吉田ハンチング@dcp)

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