南朝鮮「ウォン」三角持ち合い ブレイクは上か、下か!?

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株安・通貨安が懸念されるため、注目される韓国の通貨「ウォン」ですが、2020年01月10日(金)までのところ「ウォン高」方向へ動いています。01月11日08:45(日本時間)現在の「ドルウォン」チャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。

上掲は、ローソク足一本が1日の値動きを示す「日足」チャートですが、01月08日に壮絶な変動の末ウォン高方向へ動き、10日まで3日続けて陰線(下落)です。

先の記事で何度もご紹介していますが、およそ「1ドル=1,154ウォン」に「ウォン高のレジスタンスライン(抵抗線)」があり、これを試しにいっている状況です。

この抵抗線はこれまで三度「これ以上のウォン高を許さない」とばかりに、下落(ウォン高)を跳ね返してきました。今回で四度目の底値試しというわけですが、レジスタンスラインが機能すれば、ウォン安トレンドへ回帰、破られれば新たなウォン高トレンドを作ることになります。

この日足チャートにトレンドラインを引いて見ると以下のようになります。

2019年08月につくったウォン安の天井圏から、徐々に「高値」を切り下げており、高値切り下げのトレンドラインを引くことができます。底値は上記のとおり「1ドル=1,154ウォン」でトレンドラインが引けます。

つまり、「高値切り下げのライン」と「底値およそ1,154ウォンのライン」にはさまれた、先すぼまりの三角形の中で値が動いているわけです。株式やFXの取引をされる方にはおなじみの「三角持ち合い」なのです(その形から「ペナント」と呼ぶこともあります)。

ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」チャートにすると、以下のように、よりトレンドラインが明確になります。

この先がどうなるかですが、このような三角持ち合いになった場合、往々にしてトレンドラインを破る大きなブレイクが現れるものです。さて、上か、下か、皆さんはどちらだと思われますでしょうか?

(柏ケミカル@dcp)

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