2024年02月22日05:30頃、佛山市南海から広州市南沙に向かう(土砂などの)運搬船(作業船)が中国広東省広州市「沥心沙大桥(瀝心沙大橋)」の橋脚にぶつりました(広東省広州市海上安全局)。
場所は以下のように、香港に近い河口付近。
↑広州市の「沥心沙大桥(瀝心沙大橋)」PHOTO(C)Google Map
さらに拡大すると、川筋が入り組んだ場所にあります。
↑周辺は川筋が入り組んでおり、この橋が渡れないとずいぶん困ることになりそうです。PHOTO(C)Google Map
以下が事故でどうなったかです。
床版が落ちています。水道パイプが通っていたので、水漏れも発生しています。
車両4台、電動バイク1台が事故に遭遇。2台が川に転落し、残りの3台は船に落ちました。
↑船にはバスも転落。バスには乗客はおらず、運転手さんだけだったと報じられています。
確定報ではありませんが、2人が救助され、2人死亡、1人が軽傷を負い、3人が行方不明とのこと。
公開情報によると、瀝心沙大橋は1994年に建設され、2020年には補強工事が行われています(重量制限を15トン以上から20トンに引き上げた)。そのため、床版が落ちたことに対して、「おから工事じゃあるまいな」という疑問の声もある――とのこと。
(吉田ハンチング@dcp)