韓国・政府与党『国民の力』から蹴り出された、「あほの子」こと李俊錫(イ・ジュンソク)さんが作った『改革新党』。
『共に民主党』を離党を余儀なくされた李洛淵(イ・ナギョン)さんが作った『新しい未来』他2党が合流し、「第3極だー」と声を上げたのが2024年02月09日でした。
Money1でもご紹介したように、これが02月19日に決裂。翌20日には、李俊錫(イ・ジュンソク)代表、李洛淵(イ・ナギョン)代表共に「失敗しました」と謝罪会見を行う羽目になりました。
傑作なのは、思わぬ方向から「あほの子」こと李俊錫(イ・ジュンソク)さんに非難の声が上がったことです。
ギリギリの日に現職議員5人をそろえた!
日本でもある「政党交付金」を受け取っておいて……という件です。
韓国の公職選挙法では、総選挙で2%以上の支持率を得るか、現職議員5人が所属していれば政党交付金を受け取れます。
『改革新党』の場合は、02月14日、『共に民主党』を追ん出たヤン・ジョンスク議員が合流し、現職議員が5人を保有することになりました。これはギリギリのタイミングでした。というのは、この02月14日は、政党交付金を受け取れるかどうかの支給基準日だったからです。
翌15日には、第1四半期の政党交付金が支給されました。
これによって、『改革新党』は「6億6,000万ウォン」を受け取れました。
ところが、上記のとおりその4日後には野合に亀裂が入り、馬糞の川流れが決定的になったのです。分裂によって、『改革新党』の現職議員は4人に減りました。
「給付された6億6,000万ウォンはどうするんだ?」「着服するつもりなのか?」「詐欺じゃないのか?」の声が上がって当然です。
↑「あほの子」こと李俊錫(イ・ジュンソク)さんは「返金」を宣言したのですが……。
非難の声が上がると、あほの子の李俊錫(イ・ジュンソク)さんは「返金する」と宣言しました。
「じゃあ凍結だ!」
ところが、この政党交付金には「返金」の規定がないのです。
政治資金法第30条によると、政党交付金の返還は「政党が解散」「登録が取り消された」場合という規定しかありません。
それでは、というので「寄付する」としたのですが、これも法的にはできません。
政治資金法第28条では、支給された政党交付金の用途は、
人件費
事務用備品および消耗品費
事務所設置・運営費
公共料金
政策開発費
党員教育訓練費
組織活動費
宣伝費
選挙関係費用
などに制限されています。寄付はできません。
もし、これらの規定を知っていた企んだなら、「あほの子」李俊錫(イ・ジュンソク)も大したものです。
返金も寄付もできませんので、李俊錫(イ・ジュンソク)さんは「凍結する」と述べました。
つまり、給付された6億6,000万ウォンは使わない――というのです。
韓国メディアによると、
「革新革新党の関係者は『凍結が確定したわけではない。凍結も検討した方法の一つだ』とし、『物理的に補助金に対する返還手続きが行われない場合は、指導部会議を通じて寄付したり、国家に貢献できる方法を探すだろう』と話した」
となんだかあいまいな話になっています。
韓国の選挙管理委員会としても初耳の事態で「どうしよう」となっています。
総選挙後に、この6.6億ウォンは本当に残っているでしょうか。「使っちゃいましたテヘペロ」にならなければいいですね。
(吉田ハンチング@dcp)