2024年04月29日、韓国・龍山大統領府で尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領と最大野党『共に民主党』党首・李在明(イ・ジェミョン)さんの会談が行われました。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領としては「話は聞きましょう」ですから、李在明(イ・ジェミョン)さんがいい調子で圧力を掛ける会となりました。李在明(イ・ジェミョン)さんは以下のように発言しています。
「チェ海兵隊特検法、梨泰院惨事特別法を積極的に受け入れてくれるよう要請する」
「この機会に、国政運営に大きな負担となっている家族など周辺人物の様々な疑惑も整理してほしいと思う」
(これは尹大統領の奥さんの金建希(キム・ゴンヒ)さんを検察に調べさせろという露骨な圧力)「梨泰院惨事特別法や特検法などに対する拒否権行使について、遺憾の意を表明するとともに、今後、国会の決定を尊重するという約束をしていただければ幸いであり、丁重に要請する」
(大統領の拒否権を発動するなという圧力)「国民が『政治が国民を心配すべきなのに、どうして国民が政治を心配するのか』とおっしゃる。私たちが(国会から大統領府に)来るのに20分程度なのに、実際には700日かかった」
(尹大統領との会談が拒絶され続けたことへの嫌味)「実際、過去2年間は政治は失踪し、支配と統治だけがあったという評価が多い。
特に、困難の中可決された法案に対して過度の拒否権行使、立法権を侵害する施行令統治、人事聴聞会の無力化のような措置を行ったころは、民主共和国の二大柱である三権分立、法治主義を脅かすことかもしれない」
(大統領の拒否権が発動されたことへの文句)「行政権力で国会と野党を少しでも屈服させようとすれば、国政の成功は容易ではないだろう。国政の舵を切る最後のチャンスだという気持ちで、国民の声に耳を傾けていただきたい」
(尹大統領への脅し)
尹大統領は「こういう話だと思っていた」といい、この後、非公開の会談となりました(二人きりではなく双方3名ずつが同席)。
やるだけ無駄な会談で、特に成果はありません。李在明(イ・ジェミョン)さんは特別検察による調査を受け入れろなど圧力をかけましたし、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領としては「和解」を国民にアピールして見せただけです。
しかし「中身がないこと」は実施する前から分かっていた話で、今さら驚くことでもありません。
国会は野党圧倒的過半数を押さえられています。立法府では何もできませんから、政府機関が劣勢を覆すべく手を動かすしかないのです。遅きに失した感はありますが、今からでも検察を動かして疑惑ある左巻き国会議員をどんどん監獄に送ることです。
(吉田ハンチング@dcp)