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台湾包囲の演習中にひっそり中国船が沈没。

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2024年05月20日、頼清徳さんが台湾の新総統に就任し、盛大に式典が開催されました。


↑就任後初めて台湾海兵隊を視察する頼清徳新総統。

あの島には総統などいない」が中国共産党の主張で、露骨な嫌がらせで、台湾を取り囲むような海域において軍事演習を行いました(2024年05月23日から2日間)。

いかにも中国という話なのですが、その演習中に中国船がひっそりと沈没して、これが中国語ネット上で話題になっております。


↑このように海事局が報告書を公表していますので、沈没したのは確実です(報告書の公開は2024年05月24日付け)。

沈没したのは「联合启瑞」という船で、全長82.1メートル、幅20メートル、4,463トン、普段は曳航やサルベージなどの作業に従事する船とのこと。『福建聯合海洋工程有限公司』が所有する船舶です。

「30-44.65N 122-31.59E」付近で沈没した――となっているのですが、その航跡がいささか妙です。

上掲のとおり、まず西方向に進んでいたのですが、南に転舵。どんどん進んでいたのに、急に北方向に戻るような動きを見せて、速度を落とし、08:54頃に信号はロストしました。

海事局は何があったのか? 被害者があったとしたら何人なのか? など全く情報を出していません。

ネット上には「今回の軍事演習の効果は素晴らしい。A株は2日連続で急落し、自国の联合启瑞号も沈没した」「演習の標的になったのでは?」などの声が出ています。

中国人民解放軍の全力嫌がらせ演習の期間に自国の船舶が沈没したのですから、あまり格好のいい話ではありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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