韓国内で電気自動車が売れなくなってきました。急ブレーキが掛かっています。
『現代自動車』の2024年05月の電気自動車の販売台数は「1万3,217台」と集計されました。昨年同期、すなわち2023年05月が「3万1,483台」なので、なんと対前年同期比で「-58.0%」です。
つまり、販売台数がほとんど6割減ったのです。
売れ筋だった車種も売れなくなっています。以下をご覧ください。同じ05月で、2023年と2024年の販売台数を比較したものです。
※データ出典:『韓国自動車モビリティ産業協会』(KAMA)
売れ線だったIONIQ6、IONIQ5はじめ、『GENESIS』シリーズのG80、GV60、GV70全部駄目で、コナだけが対前年同期比で販売台数を伸ばしています。
各車種が、対前年同期比でどのくらい減ったのかを見ると、以下のようになります。
IONIQ6:-66.2%
IONIQ5:-33.6%
G80:-77.7%
GV60:-85.3%
GV70:-82.9%
コナ:+295.3%
コナを除いて、IONIQ6~GV70は激減しました。最も人気だったIONIQ5でも33.6%も販売台数が減少しています。
そもそも韓国内では、不景気が深刻で高金利のため、自動車が売れなくなっています。それにしても「電気自動車強国」と誇っている国が、このような結果では駄目でしょう。
(吉田ハンチング@dcp)