パリ・オリンピックが開幕し、本日2024年07月28日04:00には男子サッカーの第二戦が行われました。U-23日本サッカーチームがマリ代表を「1-0」で破り、これでグループリーグ2連勝。グループリーグ突破を決め、ベスト8が確定しました。
韓国メディア『スポーツ朝鮮』では「日本脅威の二連勝でベスト8確定。アジアの誇りを背負って戦う」と書いています。
個々の日本の若い衆が何を背負って戦っているかは、個人の信条なので他人があれこれ言うことではありません。
しかし、国別に分かれて戦うスポーツですので、勝利はまず「日本のもの」であって「アジアのもの」ではありません。韓国は日本チームの勝利を「アジアのもの」にして、自らもその中に入るとでもいうのでしょうか。
まずもって「(日本チームは)日本の誇りを背負って戦う」と書くべきでしょう。
「アジアの誇り」なるものを背負いたいのでしたら、それを言う韓国チームが自ら担当すべきです。もっとも韓国チームは予選通過できなかったので、やりたくても「できない」のですが。
今回のオリンピックが開幕してから、韓国では「韓国は差別されている」という記事が出るようになっています。
読者の皆さまもすでにご存じと思われますが、韓国チームが「北朝鮮」と紹介された(英語とフランス語共に)――といった件です。
↑北朝鮮と国名を間違えた件については、このように韓国語版のIOC公式アカウントで謝罪しています。
金ちゃんファミリーが独裁を敷いている国の「どこが民主主義?」で「どこに人民が?」で「どこに共和が?」なのですが、厚顔無恥なことに北朝鮮はこう名乗っています。
朝鮮半島についてよく知らない人が、英語名だけ見れば南朝鮮の韓国(Republic of Korea)の英語名はこっちだと間違っても仕方ないかもしれないません。ただ、間違ったのは事実ですので、弁明の余地はありません。
韓国に対する差別うんぬんについては、例えば『朝鮮日報』ですら「韓国チームの写真だけぼけてる」という記事を出しています。
『朝鮮日報』は、
(前略)
他の国の写真では各国選手たちの顔と旗が鮮明に盛り込まれた反面、大韓民国の写真では選手たちの顔が一つも入らなかった。しかも太極旗もぼやけて撮影された。焦点は韓国の選手ではなく、セーヌ川の上の橋に集まった観光客に合わせられていた。
(後略)
と書いています。
↑日本チームの写真。こうして見ると日の丸というのはシンプルにして優れたデザインですね。
また、写真の使用数についても、韓国は1枚、合衆国と日本は3枚ずつだった――という、なんだかとてもみみっちい「ネットの声」も紹介しているのです。
韓国の皆さんは、まず「韓国は世界から高く評価されている」あるいは「韓国は世界に高く評価されるべき」という誇大妄想を捨て、現実を見るべきでしょう。
そもそも『朝鮮日報』のような韓国を代表するメディアが「韓国は差別されている。写真がボケてる。写真の数も少ないというネチズンの声がある」などという記事を出すのはいかがなものでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)