定点観測です。
2024年09月23日、韓国の関税庁が「2024年09月01~20日の輸出入現況」を公表しました。以下です。
2024年09月01~20日
輸出:355億8,300万ドル(-1.1%)
輸入:347億8,400万ドル(-4.5%)
貿易収支(輸出 – 輸入):7億9,900万ドル2024年01月01日~09月20日
輸出:4,856億2,400万ドル(9.0%)
輸入:4,545億6,200万ドル(-3.2%)
貿易収支(輸出 – 輸入):310億6,200万ドル※( )内は対前年同期比
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「’24年09月01~9月20日の輸出入状況」
09月01~20日の貿易収支は「約8億ドル」の黒字となりました。黒字としては小さい額ですが、これは16~18日が秋夕で祝日だったことも影響しているものと思われます。
当月中盤の見どころは以下の主力品目の輸出入動向です。
輸出
半導体:74億8,100万ドル(+26.2%)
コンピューター周辺機器:7億6,400万ドル(75.6%)
「半導体」と「コンピューター周辺機器」以外はすべて対前年同期比割れ、となりました。
乗用車:-8.8%
石油製品:-5.0%
鉄鋼製品:-9.5%
無線通信機器(スマホ):-4.1%
自動車部品:-13.3%
船舶:-9.3%
精密機器:-10.3%
家電製品:-24.1%
最後の10日間(09月21~30日)でどのくらい戻せるのか分かりませんが、こちらは乞うご期待です。
注目の対中国貿易ですが、09月20日時点では以下のようになっています。
↑黄色のマーカーが対中国輸出、赤いマーカーが対中国輸入です。対中国貿易(2024年09月01~20日)
輸出:77億300万ドル(2.7%)
輸入:74億8,500万ドル(-6.5%)
貿易収支:2億1,800万ドル
まだ締まっていないとはいえ、大変珍しいことに対中国貿易では貿易黒字です! もちろんこれの、秋夕のお休みで税関がお休みだったのが影響していると思われます。
2024年02月以来での黒字になるのか、こちらも乞うご期待です。
(吉田ハンチング@dcp)