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中国政府が「中国には『反日教育』は存在しない」と大嘘を言った。

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2024年09月23日、中国外交部の定例記者ブリーフィングで、深センで起こった「10歳の日本人少年が刺殺されたヘイトクライム」について、見逃せない回答がありましたのでご紹介します。

本件について記者が質問したこと、外交部の報道官がなんと答えたのか、該当箇所を全て和訳します。

『NHK』記者:
日中外相会談がニューヨークで開催されますが、中国外務省はこの会談にどのような期待を持っていますか。

両国はどのような問題について話し合うのでしょうか?

中国による日本産水産物の輸入再開についてさらなる情報はあるだろうか。深センで起きた日本人男子生徒襲撃と死亡について話し合うのだろうか?

林建:
国連総会での中国と日本の外相間の二国間会談については、私の知る限り、現在、両国は意思疎通を維持している。何かニュースがあれば、随時公開していきます。

『Bloomberg』記者:
日本の外務次官が昨夜北京を訪れ、深センの日本人学校で日本人男子生徒が襲撃され死亡したことについて中国と連絡を取ったと報じられている。

この会議について説明してください。さらに、中国は攻撃者の動機を含め、この攻撃に関するさらなる情報を公表するのでしょうか?

林建:
今朝、孫偉東外務次官は日本の柘植芳文外務次官と会談し、双方は中日関係と共通の関心事について意見交換した。

双方は中日関係を重視し発展させていくという立場を再確認し、両国首脳が達した重要な合意を履行し、戦略的互恵関係を包括的に推進するために協力することに合意した。

深センの日本人学校で起きた男子生徒襲撃・死亡事件について、双方はこの不幸な事件に適切かつ冷静に対処するための互いの努力を確認し、時折発生する事件が二国間関係に影響を与えることを防ぐために意思疎通を維持することで一致した。

この事件はまだ捜査中であることが理解されている。

深セン市は最近、捜査の進捗状況に関する情報を発表した。中国は今後も遺族に対し、今後も可能な限りの便宜と支援を提供し、その後の対応に努める。

『フェニックステレビ』記者:
先週、深センで日本人学校児童が襲撃された後、多くの人が校門に献花に行きましたが、そのほとんどが地元の中国人でした。

同校は、20日現在、この方法で少年への哀悼の意を表し、家族への慰めの花束を1,000本以上受け取ったことも明らかにした。これについて広報担当者のコメントは何ですか?

林建:
私もこの状況に気づきました。

中国はこの不幸な事件に対し遺憾と悲しみを表明している。中国人の自発的な追悼行動は、中国人の最も素朴な感情と生命への敬意を反映しています。

中国文明は博愛、誠実、正義、調和を重視しており、非常に包括的で平和的です。

私たちはこれまでと同様に、外国人の友人に対して礼儀正しく、誠実に、平等に接し、中国に居住するすべての外国人の個人および財産の安全を守るために最善を尽くします。

『NHK』記者:
日中次官級協議について、日本側が発表したニュースによると、日本側は中国のオンライン・ソーシャルメディアにおける反日的な暴言を抑制するよう要求しました。中国側には、さらに何か対策がありますか?

林建:
中国メディアにおけるいわゆる「反日」のコメントについてお話がありましたが、中国にはいわゆる「反日教育」というものはありません。

先ほども申し上げましたが、深センの日本人学校の児童が襲撃された事件の後、多くの市民が被害者を追悼して献花し、暴力に反対し、日中の世代を超えた友好を祈りました。

私たちは、歴史を鏡として、憎しみを永続させるのではなく、戦争の悲劇の再発を防止し、苦労して手に入れた平和を大切にし、より良い未来を築くために活用することを提唱している。

私たちは、日本と協力し、日中間の4つの政治文書に基づき、両国の戦略的互恵関係を全面的に推進し、新時代の要求に合った建設的で安定した日中関係の構築を推進していく所存である。

途中に『フェニックステレビ』記者による「中国人が1,000本以上も花束を送った。これについて外交部はどう思うか」という質が入っており、林剣報道官が「中国文明は博愛、誠実、正義、調和を重視しており、非常に包括的で平和的」などと回答していますが、これは完全にヤラセのQ&Aです。

中国のメディアは全て当局にコントロールされているので、わざと質問させ、中国共産党が言いたいことを言っているだけです。このようなQ&Aは鼻白むばかりです。

「博愛、誠実、正義、調和を重視しており、非常に包括的で平和的」なら、このような10歳の日本人少年に対するヘイトクライムはそもそも起こらないでしょう。

今回の記者ブリーフィングでも、『Bloomberg』の記者が頑張って質問しています。「犯人の動機を明らかにするつもりがあるのか?」と問うています。中国外交部は「捜査中である」と逃げました。

今回の注目ポイントは、最後の部分です。

林剣報道官は、いけしゃあしゃあと「中国にはいわゆる『反日教育』というものはありません」と述べました。

中国共産党政府がこれま行ってきた反日教育を隠蔽するつもりです。

(吉田ハンチング@dcp)

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