韓国の皆さんは『Tesla(テスラ)』車が大好きです。中国のギガファクトリーが量産するテスラ車は、韓国に大量に輸入されています。
それはいいのですが、実はテスラ車はリコールがとても多いのです。2024年01~08月累計で、韓国内におけるリコールの台数を比較すると以下のようになります。
■2024年01月〜08月 「電気自動車のリコール現況」
順位 ブランド リコール件数 リコール台数 1 テスラ 10 210,136 2 現代自動車 7 120,451 3 起亜 7 59,583 4 BMW 12 9,606 5 フォルクスワーゲン 8 8,107 6 ポルシェ 11 6,168 7 KGモビリティ 1 4,805 8 モビリティネットワークス 3 4,650 9 ジェイスモビリティ 1 1,602 10 GSグローバル 4 1,436
テスラ車は累計10件「210,136台」です。
2位の『現代自動車』は7件「120,451台」ですから、台数でいうと約1.74倍のリコール対象となっています。
これは「テスラが韓国でも非常に人気が高く、他のメーカーに比べて多くの電気自動車を販売している」という理由にもよります。
テスラ車は過去に品質管理に関して批判を受けたことがあり、一部のリコールは生産段階での品質管理の問題が原因となっている可能性もあります。
もっとも、韓国でも電気自動車の人気は下落傾向にあります。中国の『BYD』が韓国に大量に入ってきたとき、リコールの件数がどのように推移するのか要注目です。
(吉田ハンチング@dcp)