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【半導体戦争】『サムスン電子』業績は期待できない。目標株価が半値に!

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『モルガン・スタンレー』に引き続き、『Macquarie Group Limited(マッコーリー)』も「冬が来るぞ」な意見に同調しました。

『Macquarie』はオーストラリアに本拠を置くグローバル投資銀行および金融サービス会社です(1969年設立の老舗)。

2024年09月30の報告書で同社は韓国『サムスン電子』の株式に対して、これまでの「買い」をやめ「中立」に評価を変更。

目標株価をこれまでの「12万5,000ウォン」から「6万4,000ウォン」に下げました。

ほぼ半値にしたのです(正確には51.2%の48.8%ダウン)

『マッコリー』は、メモリー半導体がダウンサイクルに入り、『サムスン電子』の収益性が悪化すると予想。特に、DRAMなどメモリーの供給過剰により平均販売価格が下落に転じて、最終的には産業全体の需要縮小が業績の鈍化につながる――と分析しています。

興味深いのは、「(『サムスン電子』は)状況によってはDRAMの1位サプライヤーの地位を失う可能性がある」と評価した点です。

HBM(高帯域幅メモリー)市場における優位性の下落も『サムスン電子』の目標株価をほぼ半値にした大きな要因となっています。

同じ韓国の『SKハイニックス』と比較して、HBMの将来の売上高を以下のように予測しています。

2026年のHBMの売上高予測
『サムスン電子』:130億ドル
『SKハイニックス』:300億ドル

『NVIDEA』への納品がうまくいっていないので『SKハイニックス』に大きく遅れをとるという見方なのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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