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韓国が「ポーランドに輸出したFA-50」欠陥品でした。12機のうち11機で問題発生のポンコツぶり

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↑韓国はポーランドとFA-50を48機納入する契約を結び、すでに12機が納品されています。韓国に主張によれば「名品」だそうです。

韓国メディア『JTBC』が、韓国がポーランドに輸出を決めた韓国産練習機(軽攻撃機)FA-50について興味深い報道をしています。

↑本件報道。↑YouTube『JTBS News』チャンネル/朝鮮語

約束どおりにFA-50にアメリカ合衆国産のミサイルを装備できるようにしてくれ」とポーランド側にいわれて困っている――というのです。

以下のように報道されています。

[アンカー]
政府が自慢してきたポーランドへの武器輸出、中でも国産戦闘機FA-50を巡って騒動が続いています。

装備不良問題に続き、今度はポーランド側から「アメリカ製のミサイルを装備する約束を守れ」と要求してきたのです。

『KAI』側は「そんな約束をしたことはない」と反発していますが、先日、訪韓したポーランドの国防次官も同じ問題を提起をしたことが分かりました。

キム・ミングァンギョン記者です。

[記者]
『韓国航空宇宙産業』(KAI)は去る2022年09月、ポーランド政府と軽攻撃機FA-50 48機の輸出契約を締結しました。

このうち12機が昨年12月に優先納品されたのに続き、2028年まで36機が納品される予定です。

ところが、ポーランド側が最近、「米国製空対空ミサイル」搭載問題を巡って問題を提起したことが確認されました。

「米国製の空対空ミサイルを装備する約束を守れ」と主張しているのです。

ポーランド側は契約書上の文言を根拠に苦情を申し立てたと伝えられています。

特に、先月02日、ポーランドの国防次官がキム・ヨンヒョン国防部長官と会った席でもこの問題を言及したことが知られています。

しかし、メーカーである『KAI』側は、ポーランドが無理な要求をしているという立場です。

『KAI』の関係者は、「そもそも当該ミサイルの装備を約束した事実自体がない」とし、「契約書には『可能性検討』程度の内容しか含まれていないので、義務条項ではない」と反論しました。

FA-50の輸出と関連し、最近、優先的に引き渡した12機のうち11機で装備不良問題が浮上しました。
(後略)

⇒参照・引用元:『JTBC』「[단독] “미국산 무장 약속 지켜라” 폴란드 수출한 ‘FA-50’ 또 잡음」

ポーランド側が、購入したFA-50に合衆国産の対空ミサイルを装備できるようにしてくれ、と要求した――とのことですが、「約束どおりに」というのが注目ポイントです。

韓国『KAI』は「そんな約束はしていない」としているのですが、一方で「契約書には『可能性検討』程度の内容しか含まれていない」と延べています。

この点が実に怪しいです。

担当者が「ああ、もちろん大丈夫ですよ!(将来的には/合衆国がウンといえば)」ぐらいの安請け合いがあったのではないのではないでしょうか。

大統領室も激怒した「納品したFA-50が飛行不能」事態!

報道内で触れられている「優先的に引き渡した12機のうち11機で装備不良問題が浮上」というのは、そもそも納品した飛行機が飛行不能に陥っているというのです。これは『YTN』など複数のメディアが報じています。

『アルファBiz』の報道を以下に引用してみます

『韓国航空宇宙』(KAI)がポーランドに輸出したFA-50戦闘機12機のうち、一部が飛行不能(以下、飛行不可動)状態であることが分かった。

これと関連し、大統領府はカン・グヨン『KAI』社長を呼び、事態解決の無能さを強く非難したと伝えられた。

尹錫悦(ユン・ソギョル)政府の最大の政策である「K-防衛産業輸出」に深刻な亀裂が発生したという点で、大統領府もかなり深刻に受け止めているからだ。

26日『アルファBiz』報道を総合すると、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領のチェコ訪問直後にシン・ウォンシク国家安全保障室長はカン・グヨン『KAI』社長を呼び、ポーランド向けFA-50戦闘機の一部が飛行不能の状態と解決策について議論を行ったという。

この席でシン・ウォンシク国家安全保障室長は、カン・グヨン社長を通じて飛行不能状態であるポーランド向けFA-50について責任を問うたが、『KAI』が明確な解決策を提示できず激怒したと伝えられた。

これと関連し、『KAI』側は「一時的な欠陥によるポーランド向けFA-50の飛行不能の原因を把握し、整備を通じて問題を修正中」と説明した。
(後略)

⇒参照・引用元:『アルファBiz』「[단독] 대통령실, KAI 강구영에 격노…폴란드 수출 FA-50 비행 불능 사태에 비상」

輸出したばかりだというのに欠陥で飛行不能って、どういうことなのでしょうか。

『KAI』の「一時的な欠陥によるポーランド向けFA-50の飛行不能」というのも意味不明で情けない言い分です。これは大統領室でなても激怒して当然でしょう。

「韓国の第1のセールスマン」を自称して東欧諸国に自ら足を運び、商談を進めた尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領のメンツも丸つぶれです。なにせ、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は「防衛産業と原発を輸出品目に」がスローガンでしたから。

ちなみに上掲の『アルファBiz』の記事は2024年09月26日付けですが、これに先立って一部メディアで「FA-50が飛行不能?」といった記事が出ています。そのため、FA-50に問題アリという件は事情通には既知のものだったと思われます。

それはともかく、『JTBC』の報道にある「12機のうち11機で装備不良問題が浮上」が、ミサイル装備の問題ではなく「飛行不能」を指しているなら、納品した飛行機のうち9割が飛べなくなっていることになります。

ものすごいポンコツぶりです。

いや、たとえ9割でなくても新品で納品した飛行機が飛べないというのがもう全然駄目でしょう。

ずいぶん前に「ポーランドは大丈夫でしょうか?」という記事を上げましたが、「安物買いの銭失い」とはまさにこのことです。

韓国人の言うことを信じて韓国産の製品など購入するから、こういうことなるのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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