先に――『アジアトゥデイ』の「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の支持率が40%に回復した」という記事について、韓国最大野党『共に民主党』が、このようなアンケート結果を出した『韓国世論評判研究所』を告訴してやる――と、言い出しています。
自分たちにとって都合が悪いメディアの口を封じようとしており、これは明らかな言論封殺の動きです。自由民主主義国家が最も忌むべき「言論の自由」に掣肘を加える行為です。
実は、この『アジアトゥデイ』の記事には、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の支持率が上がっただけではなく、『共に民主党』の逆鱗に触れる内容があったのです。
それは「次期大統領にふさわしくないのは誰か?」というアンケートの結果です。
『アジアトゥデイ』の記事から該当箇所を以下に引用してみます。
(前略)
◇次期大統領候補として「不適格」1位に挙げられた李在明(イ・ジェミョン)代表『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)代表が次期大統領候補として「最も不適格な人物」1位に選ばれたことも注目に値する。「最も不適格な次期大統領候補は誰か」という質問に対して、有権者の回答は以下のとおりだった。
大統領に不適格な人物
李在明(イ・ジェミョン)……39%
洪準杓(ホン・ジュンピョ)……20%
呉世勲(オ・セフン)……16%
韓東勳(ハン・ドンフン)……11%
金東兗(キム・ドンヨン)、禹元植(ウ・ウォンシク)……各1%李在明(イ・ジェミョン)代表が「不適格」と回答された割合は、保守層(64%)だけでなく、中道層(37%)からも高い結果となりました。
この結果は、有権者が、李在明(イ・ジェミョン)代表が間もなく控える2審裁判(公職選挙法違反事件)で既に有罪判決を受けるなど、「司法リスク」が重くのしかかっている点に不安を感じていることを示しています。
一方、『共に民主党』内で「適格な大統領候補」を尋ねた質問では、李在明(イ・ジェミョン)代表が43%で1位を占めましたが、2審判決の結果次第で民意が変わる可能性が十分にあることを今回の調査は示唆しています。
(後略)
同紙のアンケート結果では、最も次期大統領に不適格な人物として挙がったのは「李在明(イ・ジェミョン)さん」だったのです。
『共に民主党』は、このアンケート結果については「偏向した結果」「歪曲された結果」と言い張るのでしょうか?
(吉田ハンチング@dcp)