韓国「7つのうち6つが壊れています」直せません。

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小ネタかもしれませんが面白いのでご紹介します。

クリーンエネルギーなどといいますが、老朽化が進み経済性がなくなったときに乱立した発電施設をどうするのか?――は大きな問題です。

太陽光パネルや風力発電用の巨大な風車(風力タービン)、また変電設備などを撤去するとなると、その分の費用が掛かります。ゴミも廃棄しなければなりません。

韓国の風力発電施設で面白いことになっています。


↑龍垈里に建設された風力発電団地。7つの風車があります。このうち6つが壊れています。

韓国江原道カンウォンド麟蹄郡インジェグン北面の龍垈里ヨンデリ村には、7基の風力発電の風車があるのですが、このうち動いているのは1基だけ――という事態になっています。

本件を報じた『週刊朝鮮』の記事から以下に引用します。

(前略)
龍垈風力発電団地は、雇用創出や電力販売、観光資源化などを目的に、2010年に国費80億ウォン郡費80億ウォンの計160億ウォンの予算を投入して建設された。

しかし、2024年初めから750kW級の6基が運転を停止している。

以前は故障するたびに麟蹄郡が修理を行い再稼働させていたが、最近では事実上修理を放棄している。

なぜなら、再稼働による収益よりも修理費の方が高くつくためだ。

実際、2023年の電力生産による収益は1億ウォンだったが、修理費は2億6,000万ウォンに達したとされる。

さらに、撤去することも容易ではない。

麟蹄郡が試算した風力発電機1基当たりの撤去費用は約6,000万ウォンだが、その他の電力施設の撤去費用まで含めると5億ウォン以上かかる見込みだ。そ

の結果、どうすることもできないまま、この風力発電団地は雪岳山ソラクサン周辺の厄介者と化してしまった。
(後略)

⇒参照・引用元:『週刊朝鮮』「애물단지로 전락한 인제 용대풍력발전기」

160億ウォンもかけて造ったのですが、2024年の初めから壊れてしまい、もはや修理も諦めて放置しています。

電力生産で得られるお金が「1億ウォン」しかないのに、修理費が「2.6億」も掛かるからです。撤去するにしても「1基当たり約0.6億ウォン」掛かるのです。

そのため――壊れたママにしておこう――となっています。

日本もこのような情にないことにならないかが問題です。

(吉田ハンチング@dcp)

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