韓国は投資の失敗に「1.2兆」損害賠償する後進国!「雰囲気金融」の国なのだ

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韓国は金融においても世論に左右される「雰囲気金融」なのだ――ということを知らしめた一件で「幾ら掛かったのか」が明らかになりました。

「ELS問題」韓国は金融行政においても法治国家ではない! 金融行政のTopが明言した
例のELS問題ですが、韓国金融当局は腰砕けで逃げようとしています。投資はリスクを自分で背負うものであるのに、いざ元本割れの自体に陥ると、投資家が「(リスクがあることばなんて)聞いてないよ」と損害を賠償すべきとデモを繰り広げる始末です。そのく...

韓国の金融当局は、香港ハンセン市場の「CEI」(Hang Seng China Enterprise index)に連動したELSに投資して大損した韓国人投資家に「損害賠償」を行う――という決定を行いました。

「ELS」は「Equity-Linked Security」の略で「株価連携証券」という金融派生商品。ものすごく簡単にいうと、一定期間後の株価が閾値より高いか・低いかを当てるHigh & Lowゲームみたいなもの。外れると元も子もなくす可能性があるリスクが高い商品です。一時期は「国民的財テク商品」といわれたのです。

これは前代未聞というか、少なくとも先進国においてはあり得ないことです。


↑「目がイってる」でおなじみの李卜鉉(イ・ボクヒョン)さん。金融監督院の院長ですが「投資失敗による損失」を、ELSを販売した金融機関に賠償させるという、絶対にあってはならないことを押し付けました。

この賠償を金融機関に強要したのが、金融監督院の李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長です。


↑ソウル市金融監督院前でデモを行う「被害者」と称する皆さん。ELSは投資商品なので「被害者」も何もありません。「被害者」ではなく、ただの投資家です。投資家は自身の責任において投資を行い、損害を引き受けるというが当然の態度であり常識です。韓国人には常識がないのです。また、李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長と韓国の金融当局はこのような人々の抗議活動におもねったのです。


↑韓国人の「被害者活動」で定番の「散髪行動」も行われました。大笑いです。

この一事をもってしても、この李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長がいかにボンクラかが分かります。この決定は「韓国の金融がいかに先進国の基準を満たしていないのか」をはっきりさせました。

当時、李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長は、この賠償について「不法か合法かを離れ、金融圏自体の自律賠償が必要だ」と言い放ちました。

韓国の金融は「法律に基づいて運営されていないこと」と明言したのです。「ボンクラ」としか言いようがありません。

――で、韓国の5大統領銀行がこの世にもアホらしい「投資損失の損害賠償」に幾ら突っ込まざるを得なかったのか、が明らかになりました。四半期ごとに見ると以下の金額です。

2024年通期で計「1兆2,123億ウォン」です。

5大銀行は本来キャッシュアウトする必要がない1.2兆ウォンものお金を、韓国金融当局の強要によって出す羽目になりました。

本件の顛末は「OINK(only IN Korea:韓国でしか起こらないこと)」として記録・記憶にとどめておくべきです。ボンクラとしか評しようがない李卜鉉(イ・ボクヒョン)という金融監督院院長がいたことも――です。

(吉田ハンチング@dcp)

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