これは画期的なことなので記事にしておきます。
左派・進歩系『共に民主党』、およびそれを支える政治的な人にとっては韓国「光州市」は非常に特別な場所です。
5.18があったからです。
「5.18」は、1980年05月18日に起こりました。
全斗煥独裁政権による弾圧に市民が立ち上がって抵抗し、民主化運動の先駆けになった――とされる事件です。治安部隊と市民軍による銃撃戦も展開されたので、現在の目からすればむしろ「内戦」と呼ぶ方が的確な事件かもしれません。
光州市は「民主化運動の聖地」という位置づけですので、左派・進歩系の牙城であり、「保守寄り勢力許すまじ」という風土があります。
2025年02月15日、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾に反対する「SAVE KOREA(セーブコリア)」運動を展開する皆さんが光州市で大規模集会を開催しました。
「セーブコリア」集会が光州市で開催されるという情報が出ると、すぐに左派・進歩系の皆さんから反発の声が上がりました。『光州非常行動』などの団体が対抗して「尹錫悦(ユン・ソギョル)即時弾劾」集会を開催。
↑「セーブコリア」集会では人気のチョン・ハンギルさんも登壇。「このままでは大韓民国は崩壊する」と訴えました。
YouTube『隣国のおじさん』さんのチャンネルでは以下のように、日本でも名前が知られるようになったチョン・ハンギルさんが光州の集会で登壇した際の動画を上げています。
↑YouTube『隣国のおじさん』チャンネル「このままでは大韓民国は崩れます! 韓国民主化運動の聖地、光州にチョン・ハンギル出陣!!SAVE KOREA光州大会〜大統領弾劾反対集会」
「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を救え」という集会、主張も民意の一つです。異論を認める、誰もが自由に発言できる――ことこそが自由民主主義の根幹です。
光州市が韓国民主主義の聖地であるなら、なおのこと「SAVE KOREA」集会を禁止したりしてはいけないハズです。
(吉田ハンチング@dcp)