中国では電動バイク(自転車)による火災が発生します。

↑2025年04月19日未明、上海市普陀区古浪新苑224号棟で発生した火災の火元は充電中の電動バイクでした。
中国の国家消防救助局の統計データによれば、以下のようになっています。
電動バイクによる火災発生件数
2022年:1万8,000件(+23.4%)
2023年:2万1,000件(+17.4%)
2022年:1万8,000件(+23.4%)
2023年:2万1,000件(+17.4%)
※( )内は対前年同期比の増減
2023年は、中国全土でなんと2万1,000件も火災が発生しているのです。1日平均「57.5台」燃えていることになります。
火災が多発するので、当局は「いい加減にしろ」と規制を強めており、これはある程度の効果を上げています。例えば、上海市の2024年02月の火災件数は31件で、前年同月の46件から32.6%の減少となりました。
中国では以下のようなポスターが注意喚起を促しています。
电动车起火
夺命只需100秒建筑内楼梯间、楼道、疏散通道
楼内公共区域停放电动车充电极易引发火灾!電動バイクの火災
命を奪うのにわずか100秒建物内の階段、廊下、避難通路、
屋内の共用スペースに電動バイクを停めて充電することは、火災を引き起こしやすい!
100秒で命を奪う可能性がある――というのは大問題です。
燃えない製品を製造できないのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)







