本日、2025年07月21日より韓国では、大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんの目玉政策「クーポン配布」が始まります。
全国民に1人当たり15万~45万ウォンを支給する「民生回復消費クーポン」の第1次申請が07月21日から開始となるのです。
第1次申請では、基本「国民1人当たり15万ウォン」を支給します。
生活保護基準のそれより上の階層ではひとり親家庭には1人当たり30万ウォン、基礎生活受給者には1人あたり40万ウォンが支給されます。
ソウル・仁川・京畿を除いた非首都圏地域の住民には3万ウォン、消滅危機に直面している84の市・郡の農漁村人口減少地域の住民には5万ウォンがプラスして追加支給されます。
ですので、最大で45万ウォンを受け取ることができる――という仕組みです。
第1次申請の受付期間は09月12日18:00まで。
カード会社のホームページなどオンライン申請は24時間可能で、住民センターなどオフライン申請は週末を除く09:00~18:00まで(銀行窓口は16:00まで)の受け付けとなります。
ただし、オンライン・オフラインともに申請開始初週である07月21~25日の期間は、出生年の下一桁に基づく曜日制が適用される。
月曜日は「1・6」、火曜日は「2・7」、水曜日は「3・8」、木曜日は「4・9」、金曜日は「5・0」が対象です。
例えば、1971年生まれは月曜日、1987年生まれは火曜日、1993年生まれは水曜日、2009年生まれは木曜日に申請できる。
システムの過負荷や住民センターの混雑防止のためです。
消費クーポンは、クレジットカード・チェックカード(日本でいう「デビッドカード」)、プリペイドカード、地域愛商品券の中から希望する方式で受け取ることができます。
第2次支給も予定しているので「最大55万ウォン」給付
また追加で「民生回復消費クーポン」 の第2次配布も予定されています。
第2次支給:09月22日~10月31日
の予定で、こちらは「国民の90%に追加で10万ウォン給付する」といもの。
ですから――「第1次支給最大:45万ウォン」に加えて「第2次支給:10万ウォン」ですので、最大「55万ウォンの支給」――となります。
李在明(イ・ジェミョン)さんの目玉政策であり、政府負債をさらに積んででも行う「民生回復」のための施策です。
さあこれが効くかどうか――です。
韓国のどん底景気を救う効果はほとんどないでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)






