020年04月23日(木)の韓国株式市場が締まり、KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになりました(チャートは『Investing.com』より引用)。
なんというか値動きの小さい日で、ローソク足の実体部分もここ数日で一番小さいものとなっています。ローソク足の実体線で「1,900台」を回復したものの、上値の重い状況は変わっていません。
注目される外国人投資家の売買動向は以下のとおりです。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
※上掲データは2020年04月23日15:30現在のものです。
「売り越し」ですが、金額は「432億ウォン」と小さなものでした。本日は「個人」も売り越しです。1,900台を回復したので、この辺りが天井かと利益確定した人が多かったのかもしれません。アメリカ合衆国の株式市場も不安定ですから、投資家心理も揺れているのでしょう。
明日で2020年04月第4週目も終了です。韓国経済が四月危機に襲われている中、どんな締まり方をするでしょうか。明日も随時記事を制作して状況をご紹介するようにいたします。
追記
2020年04月24日(木)の韓国株式市場が開きました。KOSPIチャートの初動状況を以下の記事にまとめましたので、本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
「韓国株式市場」4月24日(金)初動・1,900台維持の攻防か「KOSPI微安」
2020年04月24日(金)の韓国株式市場が開きました。10:02現在、KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。非常にローソク足の実体部分が小さく、方向感の定ま...
(柏ケミカル@dcp)
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