先に『済州(チェジュ)航空』の2020年第2四半期の決算をご紹介しましたが、株式を上場しているLCC(格安航空会社)4社の決算が出そろいました。
以下のように大赤字で締まっています。
『済州航空』
売上高:360億ウォン(前年同期比:88.5%減少)
営業利益:▲847億ウォン『ジンエアー』
売上高:232億ウォン(前年同期比:89.0%減少)
営業利益:▲596億ウォン『ティーウェイ航空』
売上高:247億ウォン(前年同期比:86.4%減少)
営業利益:▲704億ウォン『エア釜山(プサン)』
売上高:237億ウォン(前年同期比:84.8%減少)
営業利益:▲514億ウォン
▲はマイナスの意味です
とにかく、新型コロナウイルス騒動で便が飛んでいませんので、各社とも売上高が大幅ダウンとなっているのが特徴です。
9割減ですから、ダウンというより「売上がほとんどなくなった」といった方が正しいでしょう。この売上で黒字にするのは不可能です。第3四半期も苦境は続いていますが、少しでも運航本数を増やして売上を回復させるのが先決です。
(柏ケミカル@dcp)