「米財務長官・ムニューシンの阿呆がいらんことを……」と思ったのは日本人だけではなかったようで、翌日すぐにECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が「通貨安競争はやめようって合意してたはずだろよ!」という旨の発言をして、アメリカを間接的に非難しました。
しかし、この行動は「口先介入」と見透かされており、「口撃」などの惹句でニュース記事の見出しとなりました。
マズイと判断したのか、トランプ大統領は25日に「『ドル安は貿易にとって好ましい』とするムニューシン米財務長官の24日の発言は、文脈から外れて解釈された。私は最終的には強いドルを望む」と述べました。
トランプ師匠の場合どこまで本気かは疑ってみないといけませんが、しかしドル安へ大きく振れた市場は少し戻して推移中。本当に余計な発言のせいで予断を許さない状況です。
(柏ケミカル@dcp)