01月31日、電気自動車メーカーのテスラは、イーロン・マスクCEOに今後10年で最大600億ドル(日本円で6兆円超)の株式を授与する計画を発表しました。
「model3」の生産遅延、セミトラックを2019年に発売予定など、クリアしなければならない問題に投じるべきお金が大量なことは明白です。CEOに6兆円を投じることを今決める必要があるのでしょうか?
↑02月02日までのテスラの株価チャート(『Yahoo!ファイナンス』より引用)。
Money1でも以前にご紹介しましたが、テスラは資金調達を行わなければ資金ショートに陥る可能性があります。
次期第一四半期にはテスラの手元資金は10億ドルまで減少し、また「テスラが今後数年間に行うであろう投資予定額を合計すると、150-200億ドルに達する」という識者からの指摘があります。
テスラがどのように資金を調達するかについては、同社からの発表はありません。CEOに捧げるお金を計算する前にやることがあるのではないでしょうか!?
(柏ケミカル@dcp)