電気自動車開発・製造で注目を浴びている『テスラ』ですが、第三四半期の決算は過去最大の赤字「6億1,940万ドル」を計上しました。Money1でもお伝えしたとおり、最新モデルである「model3」はすでに予約が40万台超といわれていますが、その製造が遅延しています。
当初の予定は、第3四半期にmodel3を1,500台以上製造するというものでしたが、現実にはわずか260台のみの製造にとどまっています。
マスクCEOからは、なぜ製造が滞っているのかの詳細な説明はありません。しかし、最新の報道によればマスクCEOは「予定よりは数カ月長くことになるが、今は楽観的」だそうです。
●テスラ model3
・約100km(60マイル/96.5606km)加速に5.1-5.6秒
・航続距離:約354-約499km(220-310マイル)
・乗員:5人
上記の赤字報道を受けて、テスラの株価は以下のように大きく下落しました。
また長期で見てみると、テスラの株価推移は以下のようになっています。
model3の製造が遅延しているということは、お金も遅れて入ってくるということです。キャッシュフローの計画を練り直さないといけません。もし手元資金で資金需要をまかなえないのであれば、テスラは新たな資金調達を行う可能性があります。
(柏ケミカル@dcp)