恐怖指数「VIX」とはナニか?

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市場はあらゆる情報を反映して動いていますが、その中には投資家の心理も含みます。面白いのは、投資家の心理を表す指標(INDEX)もちゃんと考えられていることです。

しばしばニュースの中で引かれるINDEXが、シカゴ・オプション取引所(CBOE:Chicago Board Options Exchangeの略)が発表している「VIX指数」です。

VIXは「volatility index」の略で、「S&P500」を対象とするオプション取引のボラティリティーを基にしてCBOEが計算し、発表しています。

VIX指数は、「恐怖指数」(fear index)また「恐怖ゲージ」(fear gauge)と呼ばれており、その数値が大きくなればなるほど、

・投資家が市場の未来に不透明感を持っている
・市場の先行きに不安を感じている
・市場の先行きを恐れている

とされるのです。通常VIX指数は「10-20」の範囲で動くとされます。

直近のVIX指数を見ると、以下のようになっています(『Investing.com』より引用)。

S&P500は02月02日に「▲59.85ドル」、ダウ平均も「▲665.75ドル」という大幅安であったため、恐怖指数VIXも急上昇しているのです。VIX指数が「17.31」というのは高水準です。

(柏ケミカル@dcp)

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