韓国『現代自動車』の電気自動車「コナ・エレクトリック」は充電中に火災を起こすなどしてすでにリコール対象となっていますが、この火事の原因は韓国国土部の発表によれば、「電池セル」(バッテリーセル)の製造上の欠陥と指摘されています。
この電池セルを製造したのは韓国企業『LG化学』です。
韓国メディアでは『LG化学』の第3四半期の決算が「過去最高の実績・営業利益10年ぶりに最大値更新」などという文字が躍っているのですが、その一方で次のニュースが出ています。
『LG化学』バッテリー工場増設の検討。来年18兆の売上目標
『亜州経済(韓国版)』の同記事によりますと、
『LG化学』は21日、今年の第3四半期業績発表カンファレンスを通じて「電気自動車のバッテリー供給を追加確保を検討中」とし、「来年のバッテリー部門の売上高目標は18兆ウォン」と述べた。
(後略)⇒参照・引用元:『亜州経済(韓国版)』「[컨콜] LG화학 “배터리공장 추가 증설 검토..내년 18兆 매출 목표”(종합)」
とのこと。
「うわーっ!」あるいは「大丈夫なの?」ですが、同社はいたって真剣なご様子。『現代自動車』は「『LG化学』への依存度を大幅に削減する可能性が高い」(『chosun Biz』の記事より引用)と予測されているのですが……。
(松田ステンレス@dcp)