03月26日(月)の日本株式市場は、ズドンと落ちたところから始って上昇へと転じました。「空売りだ-!」で入った勝負師は目論見が外れたのではないでしょうか?
「なんだこりゃ」な展開が続く、日本市場・アメリカ市場ですが、JPモルガン・チェースによれば(少なくも米国株は)「4-6月期に向けて市場の状況は良好に見える」そうです(笑)。
ジョン・ノーマンドさんらストラテジストは23日のリポートで「安定性の条件が恐らく4-6月期に整うだろう」と分析。「資産配分は引き続き成長志向にすべき」と記載しています。
ただし「貿易戦争の可能性が経済成長には脅威的」とも。どないやねん!という話ですが、中国はアメリカの仕掛けに強硬的な態度で応じています。こういう場合はチキンレースでお互いに意地を張って、裏面では妥協点を探すものですが。
中国は「アメリカの国債を売っ払ったろかー!」という態度ですので、どうなることやらであります。一連の政府機関のデフォルト騒動でも分かるとおり、アメリカは赤字国債を発行しないと国が回りません。また、大盤振る舞いの減税を行ったため、その分も赤字国債によるお金の補填が必須。
中国が「何が起こってもいいから、いっちょやったろかい!」という決断をしたらアメリカ政府は大打撃を受けるでしょう。いやもちろんその場合は世界的な大パニックになるのですが。
ちょっとどうなるか見てみたい気になりませんか?
(高橋モータース@dcp)