中国は景気がいい!戻ってきた!みたいな話になっているのですが、すれっからしの投機者は「本当かよ」などと考えるわけです。実際、中国の4大銀行では「不良債権」が増加しています。
ちなみに中国の4大銀行とは、
・『中国銀行』
・『中国建設銀行』
・『中国工商銀行』
・『中国農業銀行』
・『中国建設銀行』
・『中国工商銀行』
・『中国農業銀行』
を指します。不良債券比率を並べてみると以下のようになります。
不良負債比率(09月末基準)
・『中国銀行』:1.48%(対前年比:0.11%増加)
・『中国建設銀行』:1.53%(対前年比:0.11%増加)
・『中国工商銀行』:1.55%(対前年比:0.12%増加)
・『中国農業銀行』:1.52%(対前年比:0.12%増加)
・『中国銀行』:1.48%(対前年比:0.11%増加)
・『中国建設銀行』:1.53%(対前年比:0.11%増加)
・『中国工商銀行』:1.55%(対前年比:0.12%増加)
・『中国農業銀行』:1.52%(対前年比:0.12%増加)
中国の統計はあまりアテになりませんが、それでもこのように上昇しています。『Bloomberg』の推計によればこれら4大銀行の不良債権額は「9,790億元」(日本円で約15兆2,785億円/「1元=15.61円」で換算)とのこと。
すでにスゴイ金額になっていることが分かります。また、あんまりアテにならない統計でこのようになるので、フタをあけたらとんでもないのではないか、と指摘する識者もいらっしゃいます。
(松田ステンレス@dcp)